定期的に布団を日干ししている方、布団はコインランドリーの乾燥機を利用した方がはるかに良いですよ。
そこで、
です。
ダニの死滅には50度の熱でも20~30分は必要なので、日干しによる死滅は難しいですが、コインランドリーの乾燥機なら、設定温度は70℃ですので数分で死滅します。
しかもドラムは、右に左に交互に回り続けるので、ダニも逃げようがありません。
また、回り続けることで、フケや埃、チリなどのアレルゲンは、ドラム外のフィルターに落ちます。
布団で休んでいるはずなのに、くしゃみが止まらなかったとか、布団に入ると鼻水が出る。という現象が無くなるというのは、利用者から聞く話です。
良いこと尽くめのコインランドリーの乾燥機は、まだ利用したことのない人には、是非おススメします。
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日干しするのは、何がダメ?
1986年、日本家政学会の“絹および面の光による劣化”によると、「繊維の劣化に影響を及ぼす原因には、光・酸素・水分が、劣化に大きく影響を及ぼす要因である」
としています。
実際私達の身の回りでも、日光にあたった物は色褪せるのをよく見かけますよね。
また、日本家政学会では、このようにも記しています。
「日光(紫外線)による綿と絹・伸度変化を比較すると、綿は伸度より強度が、絹は強度よりも伸度がはるかに劣化が著しいことが分かった」と。
いずれも
日光(紫外線)による“はるかな劣化”が見受けられた。
と言っています。
また、外で干すことにより、風に吹かれてチリ・埃・アレルゲン(花粉、PM2.5など)が布団に付着します。
天日干しは、昔からやってきていることだから!
とは言っても、
昔は布団を、
”コインランドリーで乾燥させると、チリ・フケ・垢・埃・アレルゲン(花粉、PM2.5など)が取れる。”
とか、
殆どの人は知らなかったし、乾燥機のドラムも最近の様な大口径の物はありませんでした。
日光(紫外線)による劣化は元々あるけど、その環境で干すしかなかったのです。
実際にこの情報が出た1986年でも、コインランドリーは?
というと、
そこまで大きな口径のドラムの洗濯機や乾燥機が無かったし、布団の割合も殆どが綿で占め、コインランドリーを利用する。
等、以前は考えなかったのだと思います。
それを思えば、昨今はとても環境には恵まれていますね。
寝具に潜む魔物
色の濃い寝具を利用しない限り、なかなか目視で確認できないのが、フケ・カビ・ハウスダスト等のアレルゲン。
更にペットを飼ってる人は、どんなにペットをきれいにしてても、ペットの毛・ダニ等のアレルゲンは布団に付着しています。
布団を外にも干さず万年床になっている人は、毎日アレルゲンが布団に蓄積されていきます。
くしゃみが出たり、鼻水が出たりするのは、それらも原因しています。
そして、
人が寝ている間に出る寝汗。
この寝汗は夏場、寝ている間にコップ1杯分もかくらしいので、布団内部は湿気も溜まります。
成長期の子供は特に体のホルモン(尿素)がたくさん出ているので臭います。
よく、
青年期の男子の部屋が臭い
これはホルモン(尿素)がたくさん出ている証。
このホルモンが空気中の微生物と合体すると臭うんです。
中年男性の場合、このホルモン(尿素)により、生地などが黄ばんだり茶色くなったりします。
そんな成分が出ているのに、布団をそのまま使用し続けると、布団内部に“ダニ”や“カビ”が発生します。
汗の浸み込んだ布団を、そのまま使い続けると?
間違いなく黄ばみます。
繰り返しますが、
汗は尿素も含まれてて、人は寝ている間に“コップ1杯分”の汗をかくそうです。
その汗を放置はしたくありませんよね。
定期的に布団を洗濯することにより、布団にしみ込んだ汗を洗い流せます。
ダニの増える環境
毎年ダニが増える時期は、6・7・8月です。
気象庁の調べでは、2018年において、その3か月の平均湿度は78%だったそうです。
ダニが繁殖する条件の一つとして、湿度が60%~80%が適度な条件なことから、6~8月の時期は一番増え易くなりますが、昨今の温暖化で日本は、高湿度の月が6~8月に限らず、今後も増えていくと思います。
ということは、
ダニの繁殖する季節は増えると思います。
体から出てる重金属は何?役割は?
布団に与える影響等には特に関係ありませんが。
重金属は毒素の一つで、本来毒素は肝臓や腎臓が、体の外に排出しますが、重金属は主に汗に交じって出てくるようです。
有害物質の重金属は、健全な食生活始め、しっかり睡眠を取ったり、シャワーではなく、お風呂に入ってしっかり汗をかくと、汗となって体の外へ排出されるようです。
寝ている間に出た汗は、あまり布団に溜めたくないですね。
乾燥温度による殺菌時間は?
別の話題になりますが、コインランドリーの温度と殺菌時間について。
コインランドリーの乾燥機の温度は、大体どこも70度近辺。
そこで、菌やウィルスはどれくらいで死滅するのか?
コインランドリーの乾燥機の温度は70℃なので、上記の温度で見ると、一回の乾燥(およそ30分)で十分殺菌は出来ます。
天日干しでは出来ない殺菌・滅菌は、コインランドリーならではです。
※NHK「今朝のクローズアップ」より
感染力の強かったコロナウィルスも、コインランドリーの乾燥機にかかると、ひとたまりもなく死滅するようです。
どのような布団なら洗濯・乾燥出来るの?
現在コインランドリーで洗濯・乾燥が“可能”とされているのが、キルティング加工されている羽毛・ポリエステル製布団、または同素材の掛け敷き布団。
布団の洗濯の仕方は、いろいろ紹介されていますが、私が洗濯した時は、そのまま“ぶっこんでも”何の問題もなく洗濯・乾燥出来ました。
ただし、乾燥時は一手間加えた方が、早目に乾きます。
その一手間とは、
布団は、面積・体積ありますので、内側になっている面を一度ひっくり返します。
1時間くらい乾燥機を回すなら、40分ほどで一度乾燥機から出し、内側になっている面を外側にして、残り20分乾燥させます。
これで大体の羽毛布団や、ポリエステル製の布団がしっかり乾燥出来ますが、モノによっては更に10~30分(合計乾燥時間1時間10~30分)乾燥させる人もいます。
全ては自分好みなので、自分好みでしっかり乾燥させましょう。
布団を買うなら、羽毛かポリエステルが一番
日本ではまだ、綿の布団で寝ている方が大勢います。
次買い替える時は、羽毛かポリエステルがおススメ。
ですが、メンテナンスや寝床の衛生を考えると、洗濯したい時に気軽にコインランドリーで洗濯できる羽毛・ポリエステルが絶対おススメ。
キレイ好き、衛生を一番気にする私達日本人であれば、羽毛・ポリエステルの布団が、生活に一番合った布団だと言えます。
購入する時、分からない時は“洗える布団”を店員に聞いてみるのも良いです。
最後に簡単におさらい
布団は私達の健康維持にはとても大事な物で、そして、布団を定期的にコインランドリーで乾燥だけではなく、洗濯もすることで、健康維持の土台は作られます。
どんなに清潔にキレイにしている人でも、汗は出るし、フケは出るし、垢も出ます。
それだけではなく、そのハウスダストを好むダニもいつの間にか増えています。
そんなアレルゲンはコインランドリーで、全て洗い落とし、死滅させましょう。
布団に入るとくしゃみが出る。
とか
鼻水が出たり、目がかゆい。
とかいう現象はなくなります。
※もちろん家の中の掃除も大事です。
布団に入って、そのような症状に困っている人、または予防のためにも、コインランドリーを利用しに行きましょう。