ウール結構良い絨毯持っていて、お値段も結構したけど、こういう絨毯はコインランドリーで洗濯・乾燥できるの?
オーナー
答えとしては、おススメできません。
コインランドリーで洗濯・乾燥するならば、自己責任の下、行ってください。
ウール素材のものは、その様な素材を手掛けることが出来る辱人がいるクリーニング店に持って行きましょう。
プロのいるクリーニング店であれば、そうしたトラブルもなくキレイにしてもらえます。
ではなぜ、ウールの絨毯をコインランドリーで洗濯できないのかを、詳しく説明していきたいと思います。
目次(押すとジャンプするよ)
もくじ
ウール絨毯の特徴
いい素材と豪華さを感じるデザイン、そしてお気に入りのデザイン。
素材に上質なウールを選ぶだけで、使用しているお部屋が数段、上品に感じらるのが、ウール素材。
いつもの空間を特別なものに変えてくれます。
ウールは素材的にも程よい弾力があり防音効果もあり、吸湿性抜群なのでお部屋は年中快適空間なのは、所有者は既に実感している事でしょう。
ではそんなウールの絨毯って、どんな特徴があるのか、さらに細かく説明したいと思います。
1.衝撃吸収力に長けている
滑りにくく、体勢を崩して手をついた際も、衝撃を吸収してくれるウールの絨毯。
繊維と繊維が複雑に絡み合っているので弾力があり、その独特の感触で衝撃を和らげてくれます。
走ってコケてしまう事の多い子供達やお年寄りがいらっしゃるご家庭でも転倒による事故も防いでくれます。
2.空気清浄効果
ウールは、ホルムアルデヒドや二酸化窒素などの有害物質を吸着して浄化してくれるという効果があるみたいです。
まるで電気代の要らない天然の空気清浄機!
又、一本一本の毛がホコリをからめ取るので、人が動いた時にもホコリの舞い上げが起こりづらいと言われています。
フローリングは真逆で、掃除後は直ぐホコリは目立つし、歩いたり子供が走ったりすると、ホコリ、チリなどが舞い上がります。
しかし、
ホコリが舞い上がりにくいという特性がある分、それらのホコリやチリが絨毯に蓄積されるリスクもあります。
そうなると、掃除機をかけたりしても、絨毯の毛に絡みついたまま取りにくい。
という性質があるのもまたウールの特性です。
3.高い耐久性と復元力
家具の重さでカーペットがヘタってしまった経験はありませんか?
ウールは糸がコイル状に捻じれており、弾力性と伸張率が非常に高い性質を持ちます。
それによって家具などの跡がつきにくくなり、ついた場合でも回復しやすい特徴があります。
「ヘタリ」にも強いから長く使えるという特徴があるのも、ウールの特徴です。
4.美しさが持続
ウールは遊び毛が出ると敬遠される方も多いかもしれません。
でもこの「遊び毛」が、美しさが持続するポイントらしいです。
表面の毛が抜けていくことで黒ずむことを防ぐみたいです。
5.天然素材の心地よさ
天然素材ならではの人体に優しい「心地よさ」は他の繊維では表現できないウールの魅力です。
ウールは、天然のたんぱく質(羊の毛)からできている天然繊維です。
廃棄されると微生物によって分解され土に還ります。
ウールは地球にも人体にもやさしい安心な天然繊維なのです。
それだけに、
コインランドリーでの洗濯は、ウール素材に関しては後悔にならない様に、しっかりした職人さんの手でキレイにしてもらうのが最善です。
ウール素材をコインランドリーで洗濯することのリスク
コインランドリーでの絨毯の洗濯は、多くの人にとって手軽で便利な選択肢ですが、ウール製の絨毯の洗濯は、特におススメ出来ません。
もしどうしてもコインランドリーを利用するならば、あなたの自己責任の下で行う必要があります。
ウールは天然素材で、その特性上、洗濯することでさまざまな問題が発生することがあります。
特に、
「洗うだけで縮む」「変形」「乾燥機利用で毛玉だらけ」といった現象は、天然素材ならではの欠点と言っても良いと思います。
コインランドリーでの洗濯時、ドラムの回転は洗濯物にとっては結構激しい運動となります。
それによって、ウールの繊維に負担をかけ、痛む原因となります。
また、洗濯機の中での摩擦も、変形を引き起こす要因の一つです。
さらに、ウールを洗濯後に乾燥機を使用すると、繊維が摩擦や絡みで、縮んだり毛玉だらけになってしまうことが多いです。
これらの問題は、愛用の絨毯を台無しにしてしまうだけでなく、洗濯後の手入れも面倒にします。
そうした失敗を避けるためには、私達素人が手を施すよりも、洗濯のプロに依頼することが重要です。
特にウール製の絨毯は、ドライクリーニング店を推奨されることが多いため、コインランドリーでの洗濯はおススメしません。
せっかくの高価な絨毯の為にも、最善の選択を行ってください。
ウールの絨毯は時代を問わず、長くお部屋の格を上げてくれます。
絨毯を安全に洗濯、クリーニングする方法は?
コインランドリーで絨毯を安全に洗濯・乾燥する場合の為に、以下のポイントに注意する必要があります。
しかし、
ウールなどのデリケートな素材の絨毯に対しては、最寄りのクリーニング店にお願いすることを強くおススメします。
洗濯のポイント
素材の確認:
絨毯のラベルを確認し、洗濯が可能かどうか、また洗濯に適した温度や方法を確認します。
ひょっとしたら、ウール素材の中にも、いろんな素材との配合具合では、洗濯機利用が可能なモノがあるかもしれません。
洗濯前の準備:
絨毯を軽く叩いてほこりやゴミを取り除きます。
汚れがひどい部分は事前にスポットクリーニングを行います。
洗濯機の選択:
ウールの絨毯に、洗濯表示がある場合に限りますが、出来るだけ大型のドラム式洗濯機を選びます。
れは、絨毯が中で自由に動けるため、摩擦や引っかかりが少なくなるためです。
最近は、AQUA社製の洗濯機にも、本当に大型サイズの洗濯機が出ました。
適切な洗濯設定:
洗濯機の設定は「手洗いモード」や「デリケートモード」がありますが、基本的に絨毯は入らないので、広い場所で、30℃以下の低温のお湯で、部分的に洗浄します。
”お湯洗い”という表示のあるコインランドリーであれば、手軽に利用出来ます。
洗剤の使用:
中性洗剤を使用します。
量はあまり多くなく、少ない量から場合・場面によって徐々に増やすのが良いです。
”ウタマロ”とかは液体洗剤もありますし、中性洗剤な割には汚れ落ち抜群ですので、おススメです。
洗濯ネットの利用:
サイズがもしあればですが、絨毯を洗濯ネットに入れることで、洗濯中の摩擦や絡まりを防ぎます。
ただ、絨毯が入るほどの大きな洗濯ネットは、私が知る限りではみた事がありません。
乾燥のポイント
自然乾燥の推奨:
乾燥機は使用せず、平らな場所で自然乾燥させるのが最も安全です。
乾燥機を使うと、ウールなどの繊維が縮んだり、毛玉ができます。
適切な場所を選ぶ:
直射日光の当たらない風通しの良い場所で乾かします。
直射日光は色あせの原因や、生地の劣化を招く為に避けます。
絨毯の形を整える:
絨毯が乾く途中で何度か位置を変え、形を整えながら乾かします。
これにより、乾燥中の変形を防ぎます。
追加の注意点
頻繁に洗わない:
洗えるモノに関しても、絨毯は必要に応じて洗うのが良いです。
頻繁に洗うと繊維が傷みやすくなります。
汚さないという心掛けが大切。
プロのクリーニングサービスを利用する:
特に高価な絨毯やデリケートな素材の絨毯は、やはりプロのクリーニングサービスを利用するのが安全です。
ウールの絨毯に関してはコインランドリーは利用せず、プロに任せるのが後悔しません。
スポットクリーニングを行う場合は、どのような洗剤を使用すると良いか?
スポット(部分)クリーニングを行う際には、絨毯の素材に適した洗剤を選ぶことが重要です。
以下のポイントを参考に、適切な洗剤を選んでください。
洗剤の選び方
中性洗剤:
中性洗剤は多くの素材に対して安全で、汚れを効果的に落とすことができます。
食器用の中性洗剤を薄めて使用することも可能です。
専用のカーペットクリーナー:
カーペット専用のスポットクリーナーは、市販されているものを選ぶと良いでしょう。
これらは絨毯の汚れをターゲットにして作られており、素材に優しい成分が含まれています。
酵素系クリーナー:
酵素系のクリーナーは、特に食べ物や飲み物による汚れに効果的です。酵素が汚れを分解し、落としやすくします。
ウール用洗剤:
ウールやシルクなどのデリケートな素材には、ウール専用の洗剤を使用します。
これらの洗剤は、繊維を傷めずに汚れを落とします。
スポットクリーニングの手順
テストを行う:
洗剤を使用する前に、絨毯の目立たない部分で色落ちや素材の変化がないかを確認します。
小さなエリアに洗剤を塗布し、布で軽く拭き取ってから数分待ちます。
汚れを取り除く:
汚れが固まっている場合は、柔らかいブラシや布で軽く叩いて取り除きます。
洗剤を塗布する:
洗剤を汚れた部分に直接塗布します。
スプレーボトルを使用すると均一に塗布しやすくなります。
拭き取る:
洗剤を塗布した部分を、白い布やスポンジで優しく叩くようにして汚れを吸い取ります。
こするのではなく、叩くようにすることで汚れが広がるのを防ぎます。
水拭きする:
洗剤を取り除くために、ぬるま湯を含ませた布で軽く叩きます。
洗剤の残留物が残らないように注意します。
乾燥させる:
風通しの良い場所で自然乾燥させます。
乾燥が遅れるとカビの原因になるので、できるだけ早く乾かすようにします。
これらの手順と洗剤選びのポイントを参考にすることで、絨毯のスポットクリーニングを効果的に行うことができます。
適切な洗剤を使用することで、絨毯の美しさを保ちながら、汚れをしっかりと落とすことができるでしょう。
最後にもう一度
ウールの絨毯の自身での洗濯・乾燥は、おススメしません。
私は、ウール100%の敷布団を試しに洗濯しましたら、見事台無しにしてしまいました。
ふかふか弾力のある中身は、フェルト生地の様になってしまい、戻らなくなりましたし、布団屋さんに持って行ってみましたが、
一度こうなったら(フェルト状)、ほぐせないし、元には戻らないよ
と言われる始末。
せっかくの高価な敷布団が、使えなくなってしまいました。
ですので、丸洗いをするのであれば、あくまでも自己責任の下で行ってください。
一番はやはり、プロの職人がいるクリーニング店に預け任せるのが、安心・安全です。
【まとめ】ウール絨毯の洗濯・乾燥はコインランドリーで出来る?について詳しく調べてみた!
ウール素材の絨毯は、自分で洗濯乾燥は出来なくもないけど、僕ら素人は失敗します。
失敗したらもう台無しです。
自分の手でどうしても洗いたいのであれば、おさがり的に頂いたものであれば、練習がてらに試してみるのも良いかと思います。
しかしやはりどんなに頂き物でも高価なものですので、プロにお願いするのが良いと思います。
天然素材ですので、体にも環境にも優しいウールの絨毯は、多少お金がかかってもクリーニング店の利用を強くお勧めします。
おうちにあるウールの絨毯は、是非家宝にし、大事に使用していって下さいね。
長い文章読んでいただき、ありがとうございます。
もし良かったら、毛布など、近くのコインランドリーで洗濯・乾燥しませんか?
https://coinlaundry-canna.com/wash-the-blanket-by-smallwasher/