コインランドリーの洗濯機に10キロとか表記されていたら、毛布の重さが10キロ以内なら10キロの洗濯機で洗濯出来るのか?
という声がありますが、その答えは
10キロの洗濯機で毛布の洗濯は出来ません。
10キロ洗濯機は“衣類専用”として捉えて下さい。
その10キロ洗濯機については、以下で詳しく説明したいと思います。
今後のコインランドリー利用において参考になると思いますので、どうぞ最後までお付き合いください。
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10キロ洗濯機とは?
では、10キロ洗濯機ってどういう洗濯機?
コインランドリーをちょくちょく利用する方にとっても、10キロ洗濯機と文字で言われても、イマイチイメージが沸かない方がいると思いますが、こんな洗濯機です。
これでイメージが出来たと思います。
この手の横ドラムの洗濯機の中では最小になるかと思います。
利用料金も安く、思ったよりも多くの洗濯物が入ります。
1回の洗濯時間は45分。
10キロ以上の洗濯機はどれも30分という点からみると、少し時間のかかる洗濯機ではあれど、洗濯力は全然高いと思います。
10キロの定義とは?
ではこの10キロ。
何の重さかと言いますと?
この洗濯機に入る乾いた状態での重さの洗濯物のことを指します。
しかし、衣類には様々な材質、体積、面積があり、同じ10キロでも、この洗濯機に入りきらない場合もあります。
ですので“キロ”とあっても、そのまま真に受けずに、
この洗濯機は衣類専用なんだ!
と、考えた方が良いと思います。
因みに乾燥機ではございますが、”キロ”という単位から今は、M、L、XLという単位に変わったようです。
私達には、こちらの方が分かりやすいですよね。
10キロ洗濯機で洗濯出来るモノとは?
では、10キロ洗濯機で何が洗濯できるのかというと、限られてきます。
基本的には先ほども述べたように“衣類専用”と捉えておいた方が良いです。
あと、
タオルケットやシーツも洗濯可能です。
洗濯出来ないものとは?
では、10キロ洗濯機で洗濯出来ない物とは何でしょう?
これらは、水を多く含みこみますので、構造上そこまでの重さに耐えられない10キロ洗濯機では洗濯することは出来ません。
料金が安いからって、それらのモノを10キロ洗濯機に入れて洗濯すると、利用者の時間を台無しにすることになりかねません。
ご注意ください。
毛布を10㎏洗濯機で洗濯するとどうなるの?
では、毛布を10キロ洗濯機で洗濯するとどうなるのかというと、
バランス異常を起こしてエラーになります。
エラーを起こすと機械が止まり、解除するまで動きません。
利用者が、終わったあたりだと思って取りに来ても、扉を開けたら中はビチョビチョ…。
途中から動いてない…。
という事も。
しかも、エラーになるような状態になると、解除してもまたエラーになる可能性が十分あり、利用者の大事な時間を損ねる原因になります。
10㎏洗濯機の利用で、もしも洗濯機が途中で突然止まったらどうすればいい?
ここで、エラーになった場合の解除の仕方を解説したいと思います。
液晶の所に“H-03”と出ていた場合、それはバランス異常を言います。
10kg洗濯機のエラーの中ではよくある一般的なエラーです。
この表示が出たら、
これだけです。
これでまた洗濯機は再開し、回転し始めます。
表示窓もまた、残り時間が続きから表示されます。
もしもエラーが表示されてしまったらそのようにしてみて下さい。
オーナーやオペレーターに電話して直してもらうよりも早いです。
毛布や布団等の大物は、大型洗濯機を利用するべし
では毛布や羽毛布団などの大物を洗濯する時は、どの洗濯機を使うかですが、
12キロ以上の洗濯機であれば問題ありません。
12キロ以上の洗濯機であれば、水を多く含むような洗濯物でも滅多にエラーは起きません。
とてもパワフルに大物の洗濯物を洗い上げてくれます。
ちなみに、洗剤・柔軟剤は全国どの店舗も自動投入か、最近は洗剤無しでも汚れが落ちるシステムを採用しているので、自前の洗剤・柔軟剤は必要ありません。
毛布をコインランドリーの10㎏洗濯機で洗濯しても大丈夫?について詳しく調べてみた:まとめ
10キロ洗濯機で毛布が洗えるか?
について説明してきました。
結論は毛布や羽毛布団等、極端に水を吸い込んで重くなる大物の洗濯には、10キロ洗濯機の利用はおススメしません。
どうしても安く済ませたくて、毛布や羽毛布団等の大物を10キロ洗濯機で洗濯する人は、エラーになるのを覚悟のうえでご利用願います。
もう一度おさらいしますと、10キロ洗濯機は衣類専用として利用すると、何の問題もなく脱水まで終了しています。
あなたのコインランドリーでの洗濯ライフが充実できることを願っております。