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“塊(かたまり)で投入”と“ほぐして投入”とでは、乾く時間が変わる
皆さん、コインランドリーの乾燥機を利用する時、洗濯物はどのように乾燥機に入れますか?
因みに私は、ほぐしてから乾燥機に入れます。
何故なら、圧倒的に早く終わるからです。
一度、私が乾燥機を利用する時、恐縮ながら周りの行動を見ていた時、二通りの入れ方があることに気づきました。
家庭用洗濯機の場合、洗濯して脱水終了後、衣類、タオル類は複雑に絡まるようにドラムの縁にへばりつく様になっていますが、そのまま洗濯機から抱えて出してきて、乾燥機に入れる場合と、一手間加えて、一枚ずつほぐして乾燥機に入れるのとでは、乾燥時間が変わります。
私も以前は、気にせず洗濯脱水後、絡まったままコインランドリーに持ってきて乾燥機に入れて利用していました。
しかしある時、私と同時に利用した人が、目の前で一枚ずつほぐして乾燥機に入れて利用しましたが、私より断然早く終わって帰ったのです。
一方の私は、延長を繰り返して、帰るのが遅くなってしまいました。
「えっ!? きちんとほぐしてから乾燥機を利用すると、乾くのが早いんだ!」
それ以降、私もほぐしてから乾燥機を利用するようになりました。
いくら家事時短だからと、コインランドリーで乾燥機を利用したとしても、利用の仕方が悪ければ、洗濯物が乾く効率が悪くなって100円追加。10分経ってまだ乾きが悪く、更に100円追加は、
お金も時間も無駄になります。
では、それぞれの特徴を紹介します。
絡まった状態で、そのまま乾燥機へ入れた場合
洗濯脱水後、そのまま塊のような状態でカゴ、あるいは袋に入れて、何気なくコインランドリーへもってきて、そのまま絡まった状態でそのまま乾燥機へ放り込むと、
シーツやバスタオル、タオルケットなどの長物は、ドラムが回ってる最中もほぐれにくく、絡まった状態で回り続けます。
絡まったまま回り続けている洗濯物の中は、熱風は洗濯物の外側ばかりを対流するため、絡まった状態になっている内側は、湿ったまま乾きません。
その湿った状態で、乾燥機は終了を迎えてしまいます。
当然、乾燥機の扉を開けたときに、
「あれっ?まだ湿っている」
と思い、硬貨を追加投入します。
絡まった状態だと、最大20分位追加となる場合があるので、ご注意ください。
もし30分で乾燥が終了して帰っていたはずが、絡まった状態で乾燥機を利用したがために、乾きが悪く、延長、更にまた延長で、乾燥だけで1時間近くもかかったら、勿体ないですよね。
(絡みあっている状態)
ほぐした状態で乾燥機に洗濯物を入れた場合
一方、ほぐした状態で乾燥機に投入します。
(極端に言うと、一枚一枚な感じ)
このような感じだと、
洗濯物が一枚一枚独立して回るので、一枚一枚の洗濯物の周りを熱い熱風が対流するので、
衣類の湿気は早く蒸発します。
ほぐした状態では、乾燥時間が早まるため、適量ライン以内であれば、大体30分位で乾燥できます。
ただし、季節や材質によっては湿度や気温によって、乾きづらくなる時もありますが、そんなに長くはなりません。
一手間かけることにより、延長させないで帰るのは、結構大事なことですよね。
昨今は、だいたい全ての人が忙しい日々を送っているので、脱水後、いちいちほぐすなんて!
と、思う節もありますが、ちょっと一手間かけると延長しないで帰ることが出来るので、何倍も良いと思います。
乾いたバスタオルを1枚入れると、乾燥時間の短縮が圧倒的!
前述で、ほぐして乾燥機に洗濯物を投入して利用すると、乾燥が早まる。
と、述べましたが、
更に!
もっと、早く乾燥させる秘訣があるんです。
これは以前、テレビ番組でも紹介されましたが、私も実際やってみて実験しました。
30分でいつもなら間に合う量に少し多めに洗濯物が増えた時、30分だと完全に乾いてない。
当然ですよね。いつもより多いのですから。
でも、そういう量には、乾いたバスタオルを1枚。
もしあれば、もう一枚!
これで、30分程で乾く場合が多々あります。
いや、乾きます。
“少し多め”と、言っても、人それぞれ量には加減がありますので、量や衣類の材質によっては誤差が生じますので、ご了承願います。
原理としては、洗濯後の洗濯物の湿り気は、乾いたバスタオルを入れてあげることによって、湿り気が乾いた物へ移動するため。
とのことです。
適量ラインは、予定乾燥時間の肝。入れ過ぎに注意!
乾燥機の扉にある、“適量ライン”これはメーカー実験において、効率よく乾燥させるためのラインの事。
やはり、私自身も乾燥機を利用してみて実感したのが、適量ラインを大きく超えると、やはり乾き具合が良くありません。
例えば8kg乾燥機が、10分100円で得だから、そこに大量の洗濯物を入れて、隙間があまりない状態で30分間、乾燥機を利用しても乾きが良くありません。
これはただ単に、洗濯物が多過ぎなのです。
例えここに乾いているバスタオルを入れたとしても同じです。
乾き具合は良くないです。
それよりだったら、14㎏乾燥機が8分間100円ですが、2倍近い量の洗濯物が余裕で入り、そこに乾いたバスタオルを入れて、同じような時間で利用した方が、時短になるし、完全に乾く場合がほとんどなので、適量ラインを大きく超えるようであれば、一つ上の乾燥機を利用するか、二つに分けるのが早く終わります。
10分100円の乾燥機はキャッチーで利用しやすいのですが、7~8kgの量なので、そこにあまり大量の洗濯物を入れると、30分で乾かずに追加、そしてまた追加となる場合もあります。
それよりは、大きめの乾燥機を最初から使った方が、時間的にも逆にお得です。
まとめ
乾燥機のお得な使い方については、時短と節約になるので、是非、試してみてください。
忙しい中にも、一手間。
脱水後、ほぐしてから乾燥機に入れる。
たったこれだけで、さらっとコインランドリーを利用して、さらっと帰ることが出来ます。
私自身、普段から利用者側の視点に立ち、お店を運用しているので、少しでも節約になり、そして、よりコインランドリーの利便性を実感して欲しいのです。
例えば、今まで1週間に2回ほどコインランドリーを利用していたのが、3回利用しても、コインランドリーでの出費は変わらなくなるかもしれないです。
それか、浮いた分は他に使えますからね。
あまり、お金をかけずにコインランドリーを利用できたら、更に良いですよね。
皆様の洗濯の時間が、いつも充実しますように。